インドの食器を通販で選ぶ|真鍮・カンサ・陶器・ガラス、食洗機に入れていいのはどれ?
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本記事はインドの森が運営するメディアの記事です。記事内で当店がお取り寄せ(個人輸入代行)を承る商品を紹介しているため、プロモーションを含みます。
インドの食器で、食洗機に入れてよいと公式が書いているのは陶器とガラスの一部だけ。真鍮・カンサ・ステンレスは手洗いが前提です。
金ぴかのターリーから北欧風の白い皿まで、インドの食器は幅広い。素材で何が違い、日本の台所でどう扱うか——公式サイトの記載を数えました。
この記事の調べ方
- 対象:食器ブランド4社の公式サイト(Pure Home + Living、P-Tal、Ellementry、Nicobar)
- 方法:食器ページの材質欄・取扱注意欄・原産国の記載を集計
- 調査日:2026年9月15日に取得(Ikai Asai の案内だけ2026年4月22日に取得)
ターリー、カトリ、ロタ——呼び名が分かると探しやすい
定食の「盆」が、ターリー
ターリーは縁の立った大皿で、ご飯やチャパティを真ん中に、小鉢をぐるりと並べます。その小鉢がカトリ。ダールやカレー、ヨーグルトを一品ずつ入れる器です。
水を飲む金属のコップは、そのまま「グラス」と呼びます。ロタは口のすぼまった水差しで、食卓より水回りや儀式で見かける道具です。
六つの呼び名を一覧に
| 呼び名 | 何に使う | 素材の定番 |
|---|---|---|
| ターリー | ご飯とおかずを一枚に盛る大皿 | 真鍮・カンサ・ステンレス |
| カトリ | ダールやカレー用の小鉢 | 真鍮(内側すず引き)・ステンレス |
| グラス | 水・ラッシー用の金属コップ | 真鍮・銅・ステンレス |
| ダッバ | ふた付き容器。スパイスや弁当 | ステンレス・真鍮 |
| カダイ | 両手付きの深鍋。揚げ物や煮込み | 真鍮(内側すず引き)・鉄 |
| タワ | 平らな鉄板。チャパティを焼く | 鉄・真鍮 |
呼び名はヒンディー語の一般的な言い方。素材の定番は P-Tal 公式(2026年9月15日取得)の品名から。同社の品名で多い順に、グラス・ターリー・タワ・カダイ。
通販の商品名では英語表記になる
日本向けのサイトでは「Thali」「Katori」「Tumbler」と英語で書かれることが多く、写真だけでは大きさが分かりにくいものです。直径とセット内容を先に見ると迷いません。

真鍮とカンサ、何が違う?——酸っぱい料理は要注意
真鍮の内側が銀色なのは「すず引き」
真鍮は銅と亜鉛の合金。P-Tal 公式では、カトリやグラスの内側にすずの層(カライ)を引いています。ヨーグルトやバターミルクなど酸味のあるものと、素地が触れないようにするためです。
乾いたご飯やロティなら、すず引きは要らないとも書かれています。ただ、すずは使ううちに薄くなる。同社の案内では、熱に触れないグラスなら数年、カクテルグラスは数か月で引き直しが要る場合があるそうです。
カンサは銅とすずの合金。引き直しがいらない
カンサ(ベルメタル)は、P-Tal 公式の表記で銅がおよそ四分の三、残りがすず。合金そのものにすずが入っているので、内側のすず引きは要りません。「洗うほど色が深まる」というのが同社の説明です。
日本での扱い
- 内側は中性洗剤で普通に手洗い——P-Tal 公式
- 外側の輝きは、ピタンバリか「小麦粉+レモン汁+塩」のペーストで——P-Tal 公式
- 食洗機と電子レンジは使わない——Ikai Asai の真鍮カトラリーの案内
- すず引きの内側は、金属たわしでこすらない
日本の食品衛生法の規格基準にも、銅や銅合金の器具は食品が触れる面にすずめっき等を施す旨の定めがあります(固有の光沢があり、さびの無いものは除く)。すず引きは見た目の話ではなく、器としての前提です。
食洗機と電子レンジ、公式に「OK」と書いてあるのはどれ?
ガラスでも、食洗機OKの明記は少ない
Pure Home + Living の公式は、食器ページの多くに取扱注意の欄を持っています。素材ごとに「食洗機OK」「電子レンジOK」と明記された数を数えました。
| 素材 | 食洗機OKと明記 | 電子レンジOKと明記 | 調べた数 |
|---|---|---|---|
| ガラス | 20 | 137 | 674 |
| セラミック | 42 | 101 | 226 |
| 磁器 | 7 | 14 | 117 |
| ボーンチャイナ | 6 | 6 | 35 |
| ステンレス | 0 | 0 | 48 |
Pure Home + Living 公式の食器ページ1,511件(2026年9月15日取得)。材質欄が空のページ378件は除いた。「OK明記」以外は手洗い指定・不可・記載なしのいずれか。
ガラスは「柔らかいスポンジで手洗い」が最多で、食洗機OKと書かれたものは三十に一つほど。ボーンチャイナはほぼ手洗い指定でした。
金彩の縁は、電子レンジに入れない
商品名に「ゴールド」「シルバー」「リム」が付く陶磁器では、電子レンジ不可の記載がOKの三倍。金彩なしの陶磁器では、逆にOKが不可の三倍ありました。縁の金色で判断が分かれます。
書いていなければ、手洗い
残る3社は事情が違います。P-Tal と Nicobar の食器ページに「食洗機」「電子レンジ」の語は一つも無く、Ellementry も数ページだけ。記載が無い器は手洗いと考えるのが無難です。

インドのブランドの食器は、インド製とは限らない
ガラスはトルコと中国、陶器はバングラデシュ
Pure Home + Living の食器ページで原産国が書かれていたのは、およそ三分の一。その内訳はトルコと中国で八割を占め、次いでバングラデシュ、タイ。インド製はごくわずかでした。
デザインはインドのブランドでも、ガラスや白い陶器は海外の工場で焼かれている——これが同社の公式ページから読める実態です。
「インドで作られた器」を選ぶなら素材から
- 真鍮・カンサ——ウッタル・プラデーシュ州の金属工房
- 黒い土器やテラコッタ——メガラヤ州、グジャラート州、マハーラーシュトラ州の陶工
- ストーンウェア——カルナータカ州やポンディシェリのスタジオ窯
- ガラス——ウッタル・プラデーシュ州の手吹き工房のものもある
いずれも Ikai Asai 公式の産地表記(2026年4月22日取得)から。産地の欄があるブランドなら、そこを見るのが早道です。

で、自分の台所ならどれを選ぶ?
使い方で決める
- 食洗機に任せたい——陶器かガラスで、商品ページに「食洗機OK」の明記があるもの
- レンジで温め直す——金属と金彩は外す。無地の陶器・磁器が候補
- 見た目でターリーを揃えたい——真鍮かカンサ。手洗いして、すぐ乾拭き
- 毎日のカレーに気楽に——ステンレス。温水で洗い、水滴を拭く
四人分のターリーは、何枚いる?
目安は一人につき、ターリー一枚・カトリ二つ・グラス一つ。四人なら大皿四枚、小鉢八つ、コップ四つの十六点です。P-Tal の二十点セットがこの構成に、スプーンを足したものにあたります。
最初から揃えなくても大丈夫。手持ちの皿にカトリだけ足すと、食卓がインドの定食の形になります。あなたの台所の洗い方に合う素材から、一つ選んでみてください。
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※取扱注意の記述は各社公式ページの表記で、当店が試験した結果ではありません。同じ素材でも品ごとに案内が違うので、購入前に商品ページの記載をご確認ください。