ヒマラヤのフェイスクリームのチューブ裏面。製造者、製造許可番号、お客様窓口の電話番号が英語で印刷されている

インドコスメの公式サイトはどれ?|14ブランドの公式ドメインと裏ラベルの4つのチェック

本記事はインドの森が運営するメディアの記事です。記事内で当店がお取り寄せ(個人輸入代行)を承る商品を紹介しているため、プロモーションを含みます。

インドコスメの公式サイトは「ブランド名.com」とは限りません。14ブランドを調べると、9ブランドが .in や別の綴りのドメインでした。

ブランドが注意を呼びかけていたのは、偽物の商品より「会社のふりをした連絡」のほう。買う前にはアドレスを、届いたら裏ラベルを見るのが近道です。

この記事の調べ方

  • 対象:インドのコスメ・パーソナルケア14ブランドの公式サイト、計173ページ
  • 方法:トップページと、ヘルプ・規約・問い合わせのページを英語の語句で検索した
  • 調査日:2026年10月8日時点

公式サイトのアドレス、ブランド名.comだと思っていませんか

ブランド名.comではなかった9ブランド

インドのブランドは、国の末尾「.in」や、ブランド名に一語足したアドレスをよく使います。

ブランド 公式サイトのアドレス
Himalaya himalayawellness.in
Lotus Herbals lotus.in
Just Herbs justherbs.in
WOW Skin Science buywow.in
Mamaearth mamaearth.in
Kama Ayurveda kamaayurveda.in
Plum plumgoodness.com
Forest Essentials forestessentialsindia.com
Patanjali patanjaliayurved.net

調査日に開けた公式サイト。Himalayaは .com も公式と案内。lotusherbals.com は lotus.in へ転送。

ブランド名.comだった5ブランド

  • mCaffeine ——mcaffeine.com
  • Biotique ——biotique.com
  • Khadi Natural ——khadinatural.com
  • The Man Company ——themancompany.com
  • Dabur ——dabur.com

1文字違いのアドレスに注意

Himalayaは、公式に似せた偽サイトの名前を問い合わせページで公表しています。wellness の s が一つ足りないもの、Himalaya の a が抜けたものなど——ぱっと見では気づけない綴りです。

検索結果や広告からではなく、表のアドレスを自分で入力して開けば、似た綴りのサイトに迷い込まずに済みます。

ブランドが警戒しているのは「偽の会社」のほう

6ブランドが出していた注意

14ブランドのうち6ブランドが、サイト上で利用者に注意を呼びかけていました。中身はどれも会社のふりをした連絡です。

  • Khadi Natural・Kama Ayurveda ——偽の電話やメッセージ。銀行情報やワンタイムパスワードは聞かない
  • The Man Company ——注文のあとに前払いを求める電話はしない
  • Patanjali ——支払いを求める偽の電話、偽の代理店募集
  • Himalaya・Dabur ——代理店や採用を装って保証金を振り込ませる手口

Daburは、公式サイト以外で受けた注文には責任を負わないとも書いています。

偽物の商品への警告は見つからなかった

一方で「偽造品に注意」と商品そのものを警告するページは、14ブランドとも見つかりませんでした。シリアル番号やQRコードで本物か照合するページも、今回の範囲では0件です。

つまり、買う側が自分で確かめられる手がかりは2つ。アドレスと、箱やボトルの裏の表示です。

届いたら、裏ラベルのこの表示を見る

インドの決まりで載っている項目

インドで売る化粧品は、法律で裏ラベルに書く項目が決まっています(化粧品規則2020・包装商品規則2011)。英語の表示はおおむね次のとおりです。

表示 英語の書き方の例 何が分かるか
バッチ番号 Batch No. / B.No. 製造ロット
製造許可番号 Mfg. Lic. No. インドの製造許可
製造年月・期限 Mfg. Date / Use before 月と年で表示
小売価格 MRP(incl. of all taxes) ルピーの税込み上限価格
製造者 Manufactured by 作った会社と住所
お客様窓口 Customer Care 電話・メール

10g・25ml以下の小さな容器と石けんは、バッチ番号の表示が省かれることがあります。

ヒマラヤのフェイスクリームのチューブ裏面。製造者、製造許可番号、お客様窓口の電話番号が英語で印刷されている

ヒマラヤのフェイスクリームの裏面。製造許可番号(Mfg. Lic. No.)とお客様窓口が並ぶ。

チューブは「端」に印字されていることも

上のHimalayaのチューブは、製造年月と期限をチューブの端(圧着部)に、MRPとバッチ番号をその下に印字すると書いています。裏面だけ探して「無い」と慌てなくて大丈夫です。

同じ裏面には「バッチ番号の最初の2桁で製造工場が分かる」との案内も。表示の場所や読み方はブランドごとに違います。

期限の読み方

Biotiqueのシャンプーは「Use before 3 years from date of Mfg(製造から3年以内に使用)」という書き方でした。

容器の製造年月が 05/2025 なら、2025年5月+3年=2028年5月までが目安です。開けたあとは、早めに使い切ってください。

ビオティークのシャンプーのボトル裏面。製造年月、バッチ番号、MRP、使用期限は容器に表示と書かれたラベル

ビオティークのシャンプーの裏面。製造年月・バッチ番号・MRPは容器に表示(See Pack)と書かれている。

日本語のラベルが無いのは、おかしくない?

個人輸入では英語の表示のまま届く

日本の店頭で売る輸入化粧品には、日本語の表示ラベルが貼られています。一方、海外の公式サイトや個人輸入で取り寄せた品は、インドで売られているままの英語表示で届きます。

日本語ラベルが無いこと自体は、偽物の目印にはなりません。見るべきは英語の表示がそろっているかです。

買う前と届いたあとの4つのチェック

  1. サイトのアドレスが、公式と1文字まで同じか
  2. 電話やSNSで、前払いや口座振込を求められていないか
  3. 裏ラベルに、バッチ番号・製造許可番号・期限があるか
  4. 製造者の名前と住所、お客様窓口が書かれているか

どれも「そろっていれば本物」と言い切れるものではありません。ひとつでも欠けていたら、使う前に販売元へ問い合わせる——その判断の材料です。

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裏ラベルの例に挙げたヒマラヤの商品を、まとめて見られます。
▶ ヒマラヤ(Himalaya)の商品を見る

※公式サイトのアドレスと注意書きは、調査日に各社サイトで確認した内容です。変わることがあるため、最新の情報は各ブランドの公式サイトでご確認ください。

※表示の項目はインドの規則の概要です。すべての商品に同じ形で載っているとは限りません。

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